

塩川
”敵に塩を送る”ということわざを聞いたことある人も多いと思いますがこれは上杉謙信が武田信玄に塩を送ったことに由来するとも言われております。この塩川の名も多少なりと関係があるのではないかと思います。
この塩川は須玉川と合流点より上流、いわゆる塩川はややシーズンは遅いですが、真夏以外はよく釣れるようです。アマゴが中心でイワナの放流は上流ですが、中流までイワナも結構釣れます。中流域で約40センチのイワナはサスペンドミノーにて、ドライフライでの最大は、28センチのイワナ、体色と同じく金星でした。ウエットフライでの最大は、9寸イワナ。ただハイシーズンお田植えの時期は田んぼの水引きで渇水し堰堤での釣りになりやすいのでフライ向きではないかもしれません。
水温や水量の変化でナーバスになり難しい支流の代表は、小森川も魚影は濃いがボサ川かなりの里まで猿がよく見られる。また6月にはホタルも見られる。
生活廃水や農業廃水で汚く見えるが、水質がいいという事だろうか全般に峡北は水田が多いので蛇も多い釣券売所は割合よく見かけますが、コンビニなどは須玉川合流より上流は韮崎ICから農道経由、須玉ICからも殆どないのでトイレの利用は塩川ダムの利用程度になります。
塩川上流部は釜瀬川
釜とは山梨で淵のことです。淵と瀬の川、淵に大物が居る。
ダムからつぎの里、小尾までは歩きやすく釣りやすいです。また渓相も良いですが、魚の数は少ないと言われています。イワナも釣れますが、上流でもアマゴが多いのが特徴です。須玉大門に比べ里川に魚が多いが入渓者が多く当然スレているのは言うまでもありません。全般に須玉大門より塩川釜瀬の方が難しい川だと思いますが、結構上流までアマゴの川だからだと思います。黒森辺りまで放流があり、ここまで上がるとイワナが多いです。当然ですが、熊注意の看板も見られます。
むしろ本谷川が本流のような感じだが釜瀬川を塩川上流と言います。本谷川は増富ラジウム温泉まで険しく釣りづらいが大物が居そうですが、ここは通行止めになってしまったため随分と見ていません。増富ラジウム温泉から上流はいい道が川沿いを走っていて入渓しやすいです。大門ほど魚影は濃くないが綺麗な水といい渓相のイワナの釣りが中心となります。
いずれどちらの筋も水の綺麗さは南アルプスの綺麗な河川と比較するくらいです。また塩川水系はちょっとした薮沢にも本流から刺したイワナが入ってる事があるのでフライでは狙い目です。
塩川下流
ひと昔前には大水が出ると40くらいのアマゴが何匹も堰堤を乗り越す姿も見た事を聞いた事もあります。以前は解禁当初有力ポイントであったが年々釣れなくなり、既に確率の低い釣り場となりました。
餌では朝大物がかなり上がっているらしいです。相変わらずフライでは大物は中々出ない難しい川のようです。
他支流は甲川、西川、鳩川といずれとも農業廃水や生活廃水のボサ川や、2面護岸の川が多く気持ちよく釣り出来る川ではないかも知れないですが、放流もあり魚影も比較的濃いです。
キャンプ場は釜瀬川の上流にみずがき山グリーンロッジとヘルシーランドが並んであるが夏以外は結構寒いです。 近くの明野は日本一日照時間が長いので家族健康旅行村明野ふれあいの里が釣りベースに良さそうです。
川俣川渓流釣り場
川俣川に区画タイプで仕切られており、ルアー釣場、フライ釣場、エサ釣場、2時間貸し切り釣場で放流されたニジマス、イワナ、ヤマメを釣ることができます。ルアー・フライ場は最下流の広いエリアを使用します。釣った魚を魚焼広場で焼いて食べたり、バーベキューにもできます。
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